2007年01月15日
速水もこみち「東京タワー」を評価する意外な声
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引用記事:ゲンダイネット
初回からいきなりブレーキ――。8日スタートの注目の連続ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(フジテレビ)が視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の低調なスタートを切った。
「東京タワー」は昨秋特別ドラマになり、今クールで連ドラになり、4月に映画として公開される話題作。連ドラはフジの看板枠“月9”で放送され、イケメンの速水もこみち(22)が主演ということで盛り上がっていた。
しかし、フタを開けてみると視聴率は過去最低レベルの記録だ。もこみちは昨夏に主演したドラマ「レガッタ」(テレビ朝日)もコケたから、このままでは2連敗になる。
「もこみちがオカンに作ってもらったおにぎりを食べながら、大粒の涙を流すシーンなんかよかったですよ。これからだから頑張ってほしい」(放送評論家の松尾羊一氏)
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ちなみに、第1話に登場するオカン(お母さん)のおにぎりの販売が6日、全国のローソンでスタートした。「オカンのおにぎり」との商品名で、コシヒカリの塩むすび2個に、厚焼玉子などおかずが数品つくセット(360円)。
「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」は
リリー・フランキーが、母親との半生を綴ったもので、2005年6月28日に発売。
初版は3万部だった。2006年1月には100万部を突破。2006年10月31日には200万部(扶桑社発表)を越す大ベストセラーとなった。
この本の発売以前から既にサブカルチャーの分野では知られていたリリーの名前は、この本の大ヒットで一般にも有名になった。
扶桑社のen-taxiに連載されていた。連載開始時(創刊号)は「連載長編エッセイ」とされていたが、第3号から単に「連載長編」と表記されるようになった。
2006年本屋大賞受賞。
今回のドラマの前に、単発のドラマは2006年に放映される予定だった。
その時、リリーフランキーがドラマ化を委ねたのは、ドラマ界の重鎮・久世光彦であった。
これは、久世が自らの手で演出することを切望したことと、作者が久世ドラマのファンであったことがその理由である。
制作を久世が経営するカノックスが手がけ、放送局はフジテレビに決定した。演出にあたって久世は、東京キー局では主役経験の少ない大泉洋を抜擢。
その一方で久世作品には欠かせない名女優・田中裕子を母親役に据え、ほかにも「久世組」の加藤治子や小林薫・樹木希林らに声を掛けるなど着実に準備を進めていた。
しかし、脚本も完成し、クランクインが直前となった2006年3月に久世が急逝したことから、一時は制作中止も検討された。だが、残されたスタッフは久世の遺志を尊重する形での制作続行を決めた。
演出にフジテレビの西谷弘を新たに起用し、「最後の久世作品」という特別な意味合いを持つなかで撮影は進み、2006年7月29日にフジテレビ系列「土曜プレミアム」枠で放送することも決定していた。
だが、放送直前の2006年7月、杉本春男役だった元極楽とんぼ・山本圭一が不祥事を起こし、同日の放送が中止となった(通常は映画枠のため、「オーシャンズ11」に差し替え)。
また、杉本は重要な役だったため、そのシーンだけをカットすることができず、「お蔵入り」も噂されたが、杉本役に代役として塚地武雅(ドランクドラゴン)を起用し、杉本の出演シーンを撮り直して再編集することになった。
こうした紆余曲折を経て、ようやく同年11月18日に土曜プレミアム枠で芸術祭参加作品として放送された。
関東地区の平均視聴率は15.4%だったが、ボク役の大泉洋の出身地である北海道地区(北海道文化放送)では平均27.9%(いずれもビデオリサーチ調べ)と高視聴率を記録した。
2007年の松竹映画では
ボク - オダギリジョー
オカン - 樹木希林
の配役であった。
今回のドラマは、話題としては確かに旬が過ぎているかもしれない。

